金河内にある阿須々伎(あすすぎ)神社の「茗荷祭 祈願祭」。志賀郷に伝わる「七不思議伝説」の一つで、今年の豊凶を茗荷(みょうが)で占う、節分に行われる神事です。
阿須々伎神社の鳥居
まっさらな紙垂(しで・注連縄に下げられた紙)が特別な日であることを伝えます。
神事を前に、参拝する志賀郷地区の住民ら
雪が降る寒いときでも清水が湧くという境内の「お宝田」
お宝田に生えた茗荷の育ち具合や形によって、早稲(わせ・9月上旬に収穫)、中稲(なかて・9月中旬から収穫)、晩稲(おくて・9月下旬~10月に収穫)ごとに、作物の出来具合や風水害などの予兆が告げられます。
神官が伝来の鎌を使って3本のミョウガを堀り上げ、神前に供え占います。
「例年以上の豊作が期待できる。台風は気になる」との結果が告げられました。
地元では「ミョウガさん」として親しまれている、茗荷祭。江戸時代には遠くからも見物客が来る、名所となっていたとか。今年は60人程の近隣住民が見守りました。
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