2015年12月7日月曜日

水源の里・市志 ◆ 原木しいたけ菌打ち体験レポート [癒しの森]


12月5日(土)、14人の一般参加者を迎え、しいたけのほだ木作り体験が行われました。



以前は放牧場だった「癒しの森」


元々は放牧場……と言っても100年程前のこと。鬱蒼とした森となってから長い年月が経っていました。

この地を地域内外の人が利用できる交流の場にしようと、間伐や遊歩道の整備を開始。現在は、日が入り、車も乗り入れることができる場所に生まれ変わりましたぴかぴか

今回のしいたけ植菌体験は、水源の里・市志の代表を務める阪田さんの発案。切り出した原木の活用方法を模索していたところ、しいたけのほだ木に最適とされるナラの木が多くあったことから着想を得て、今回のイベントを企画したそうです。



作業工程を説明する阪田さん


癒しの森に到着すると、すでに森から切り出し、2mの長さに切りそろえられた原木が並んでいました。参加者は、原木をチェンソーで半分に切る作業から。



ちょっと怖いけど、おもしろーいイヒヒ



老若男女、誰もが楽しそうにドリルで穴あけるんるん



参加者にとっては初めて体験する作業ばかりでしたが、2・3本できた後は、不思議と息が合ってきます。



駒菌






1本のほだ木に20~30の穴をあけ、駒菌を打ち込みます。



出来上がったほだ木。初収穫は1年半後の予定。その後、2年~3年は年に2回ずつ収穫できるようになるとのこと。



参加者は1人3本ずつ、ほだ木を持ち帰りました。



活動を先導する名コンビ! 自治会長の阪田さん(左)と水源の里・市志代表の阪田さん(右)


「癒しの森」として整備した場所は、地元の子どもの遊び場だったところ。お盆になると女郎花(おみなえし)を摘みに来たり、冬はスキーを楽しんだりしたという、地元の方にとっては馴染み深い場所です。

近くには、スイセンとヒガンバナの丘やフキのオーナー園もあり、癒しの森の周囲一帯が交流の場として育っています。

��人の阪田さんを中心に、さまざまな活動に取り組む「水源の里・市志」、今後の展開が楽しみです!